お昼休憩を取ったあとは、再びバスに乗り
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会へと向かいます。映画『ローマの休日』に登場したことでも有名な「
真実の口」がある教会です。この教会へのアクセスも地下鉄駅からはかなり歩くことになるのでバスでの移動がオススメです。バス停「Bocca Della Verita(真実の口)」を降りてすぐ、鐘楼のある建物が目的地です。
↑「真実の口」と共に
写真撮影をするための列。この日は10分程度で撮影することができましたが、シーズンピーク時は30分以上待つこともあるそうです。私たちがこの列についてすぐ、後ろの方から日本語が聞こえてきたので振り返ると
ボルゲーゼ美術館でお会いしたオバサマ3人組がいらっしゃいました。どうやらこの日、私たちと同じようなコースを回っているようでしたが、バスのルートを調べていなかったため地下鉄で移動しているらしく、やはり駅から長距離を歩いて疲れたとおっしゃっていました。
↑偽りの心がある者が海神トリトンの口に手を入れると噛み切られるという言伝えのある「
真実の口」。実は古代ローマ時代の
マンホールの蓋なんだそうです。
行列をスムーズに進めるためにも「真実の口」との
写真撮影は原則1人1枚づつ。なので、みなさん淡々と口に手を突っ込んでは写真を撮ってゆきます。
【はるばるローマまで来たのにたった1枚しか写真撮れないのか…色んなポーズで撮りたかったのになぁ】などと思いながら列に並んでいたら、フッとお得意の
悪知恵がひらめいてしまいました。
【そうだ!動画モードで撮影したらイイじゃん!】
そして、その思いついた悪知恵を母に伝授する私。。
「トリトンの鼻から口にかけて流れるように手を動かして…ゴニョゴニョ」
↑で撮った動画を切り出した写真がコチラ、「
真実の鼻」www
嘘つきが鼻に指を入れると抜けなくなります(違)
みんな1度きりしかないチャンスなので、当然こんなふざけたことをしてる人はいるわけもなく。
ちなみにコレ、後ろに並んでいた5歳くらいの外国人の男の子に
大ウケでした。精神年齢同じぐらいなのかも・・・
↑
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会内部
真実の口にはあんなに人が群がっていたのに、教会の中はほとんど人がおらず静かでした。確かにこじんまりとした地味目な教会だけど、これはこれで雰囲気あって良いと思うけどな~。
一通り鑑賞し終わったので、次の目的地
フォロ・ロマーノへ向かいます。バスで移動しようかとも思いましたがそれほど距離が離れていないし、お天気も良かったので散歩しながら移動することしました。
↑真実の口からフォロ・ロマーノへ向かう途中にある古代ローマの競技場遺跡
チルコ・マッシモ。かつては10万人以上も収容できた大競技場です。 ここは映画『
ベン・ハー』の戦車レースの舞台としても有名です。今では「遺跡」というよりは大きなグラウンドのように見えました。
↑ちなみに滞在中(4-5月)のイタリアの気候ですが、朝晩や天候の崩れによる寒暖差が激しいので温度調整のできる衣類が役に立ちました。この2枚は同日のほぼ同じ時刻に撮った写真ですが、こんな
真冬のコートを着ている人たちもいるかとおもえば・・・
↑こんな真夏みたいな
キャミソール姿の人もいました。
↑
フォロ・ロマーノ(パラティーノの丘)に到着。
時間と体力があればフォロ・ロマーノ全体を歩いて見てまわりたかったけど、広大すぎる遺跡を前に断念。軽く見てパラティーノの丘の上からフォロ・ロマーノを見下ろすことにしました。
次はいよいよ母も私も楽しみにしていた
コロッセオへと向かいます!!
↑コロッセオ方面に向かいテクテク歩いていたら、
バイク集団に遭遇。おそろいのジャンパーを着ていたのでこれから集団ツーリングでもするのかも??
↑ギンギラギンにさりげなくデコったバイク。
↑バイクの写真ばかり撮っていたら「俺の写真も撮って」と言わんばかりに舌を出してポーズを決めてきた
Born To Be Wildなオッチャン♪
【
コロッセオ】の記事へ続く
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